最近、テレビや雑誌で「終活」という言葉が使われていますね。
「終活」とは、人生の終着点に向けて、自らの葬儀、お墓、相続財産などについて相続に自らの希望を残したり、準備をすることです。
元気なうちにご自身で準備できることはよいとして、認知症などにより意思表示ができなくなった場合や死後に相続人にやってもらいたいことについてはどうするのか、が問題になります。
第一に思い浮かぶのは遺言ですが、遺言書で書けることは民法で決まっています。(相続分の指定、遺産分割方法の指定、遺産分割の禁止、相続人の廃除及び・廃除の取り消し、認知、後見人・後見監督人の指定など)
それ以外を書いたら無効というわけではなく、付言事項などで家族への気持ちを伝えることも可能です。
では、例えば、こういう葬儀にしてほしいとか、飼っていたペットのこと、パソコンのIDやパスワードなど日常の細々したことだけど、本人にとっては重要なものや希望についてはどうするのか。
そこで、注目されているのが「エンディングノート」です。
資産負債はもちろん、友人知人について(もしものときに連絡するか否かまで)や、病気になった際の延命・告知について、介護の方法、葬儀・お墓の希望、遺言書の有無と保管場所・依頼している専門家などを記載することができます。
この「エンディングノート」は「リビングノート」とも呼ばれ、高齢になってから書くというものではないので、早すぎるということは決してありません。
何度でも修正が可能なので、思い立った時が始められるのが良いと思います。
もしものときにご家族が困らないよう、少しでも興味のある方は気負わずにチャレンジしてみてください。

遺産相続や遺言書の作成は、多くの人にとって一生に一度あるかないかの大きな出来事です。
何から手をつければいいかわからない、専門的な手続きが難しそう、といった不安を抱えるのは当然のこと。
私たち「ほつま相続相談所」は、そんな皆さまの「身近な専門家」として、大阪市浪速区や兵庫をはじめとする関西圏の皆さまをサポートしてきました。
初回相談は無料。複雑な手続きも、分かりやすく丁寧にご説明します。
「誰に相談すればいいのだろう?」と悩んでいらっしゃるなら、まずは一度、お話を聞かせてください。
皆さまの疑問や不安に寄り添い、最適な解決策を一緒に見つけていきます。
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